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意外と知られていないお茶のおはなし

お茶の利用方法

インフルエンザの予防に効果的です。お茶に含まれているカテキンの殺菌作用・解毒作用 がインフルエンザウイルスにも有効に作用します。緑茶・紅茶・ウーロン茶などお茶の葉を煎じたものであればなんでもかまいません。濃度は普段飲んでいるお茶を薄めたもので 充分効果はあります。また、お茶の抗菌作用により口の中で細菌がはびこるのを阻止してくれます。

風邪の時に活躍するのは、なんといってもお茶です。うがいは、番茶に塩をひとつまみ入れてします。コレは効きます。お茶に含まれるタンニンが、のどの腫れに効くのだそうです。熱が出てしまったときには、しその葉を細切りのしたものに、番茶をそそぎ、しょうが汁をたらしたしそ番茶もおすすめですよ。

お茶がらを布の袋に入れておくと、消臭剤になります。
臭いを消すだけでなく微生物の繁殖を抑えます。まな板には、肉・魚・野菜の臭いがついて落ちにくいものです。そこでお茶の出がらしををつかって臭いをとりましょう。 やり方は簡単!出がらしに湯を注いで、その湯をまな板にかけます。
お茶の持っている消臭・抗菌作用により、匂いも簡単に落とせますよ。
冷蔵庫のほかにも、靴箱の中に入れておいても効果的です。靴 箱の嫌なにおいが気になる方は、多めにいれておくと効果が上がりますよ。

鯖や鯵に限らず、まぐろや鰹なども冷めた煎茶汁で洗ってから刺し身にすると、生臭みがとれ、お茶の抗菌作用が働くので安心感があります。 青魚、川魚を料理する時も番茶汁で煮ると生臭みが消え、骨も柔らかくなって食べれるので、カルシウムを摂取しやすくなりますよ。
 

お茶の料理コラム
茶を使った料理の歴史として、1613年(寛永2年)に出た「料理物語」(著者不明)という書物の中に「奈良茶」という記載があります。この料理は煎茶の煎じ汁で米や豆を煮たもので、1635年(寛永2年)の「松屋(久重)茶会記」の献立にも「奈良茶」の記載が見られます。元禄時代に入ってからは「奈良茶飯」と呼ばれるようになりました。1695年(元禄8年)に出た「本朝食鑑」には「奈良茶飯はもともと南都の東大寺・興福寺の両寺の僧舎でつくられたもので、米に炒大豆、炒黒豆、赤小豆、焼栗などをまぜ合わせるものも好い。感冒、頭痛、気鬱などの症を能く治す」と記載されています。